2013年 05月 29日
イタリアの小学校、入学は5歳?それとも6歳?
うちのチビくんは5歳と8ヶ月。只今幼稚園の年長組です。
なので、今年に入って早々、小学校の入学手続きに行ってきました。イタリアの学校は9月から始まり、入学受付がこの時期にあります。
イタリアの小学校は、5歳で通わせるか、6歳で通わせるか、選ぶことができます。
というか、基本的には6歳からなんだけど、4月いっぱいまでに5歳になった子は、希望で早めに入学することができるのです。(地域によって、違うかもしれませんが)
入学してすぐ7歳になる、というんでは1年損した感じになっちゃうので、たいてい10月〜2月くらいに生まれた子は、5歳で入学させてしまうことが多い。
でも、日本じゃ逆だよね。今はどうだか知らないけど、昔は入ってすぐ7歳になる子は、当然頭もいいし、身体も発達してるから得、逆に3月生まれはソン!っていわれてたものです。
←これ、私のこと!つまり、このときからソンばっかりの人生か…
そこで、4月生まれのうちのチビは、去年の4月で5歳になっていたので、幼稚園を1年省略して、9月から小学校に入れようと思えば入れられたわけです。
去年の今頃、それでずいぶん悩みました〜。
そこで、4月生まれのうちのチビは、去年の4月で5歳になっていたので、幼稚園を1年省略して、9月から小学校に入れようと思えば入れられたわけです。
去年の今頃、それでずいぶん悩みました〜。
まずは夫と話し合う。
夫は早めに小学校に入れるのに賛成。彼のマンマも賛成。
実は彼の実家、南イタリアのカタンザーロでは、なぜか飛び級させるのをよしとする風習があるんです。
実は彼の実家、南イタリアのカタンザーロでは、なぜか飛び級させるのをよしとする風習があるんです。
イタリアでは大学にものすごい年月がかかるので、少しでも早く学業を終わらせる為にと思うのか、飛び級大賛成。
しかし、ここローマは様子が違うんですね。
しかし、ここローマは様子が違うんですね。
幼稚園の先生に相談すると、何をそんなに急ぐ必要がある、遊べるときに遊ばせてあげないさい、というのです。
で、私は基本的にローマ派。
で、私は基本的にローマ派。
小学校に入ったら、毎日宿題の嵐。
「勉強しなさい!」の連発になる。
それなら1年でも長く遊ばせてあげたい。遊びながら学ぶことはたくさんあるはず。
遊びながら喧嘩してオモチャを取り合ったり、分け合ったり、そうやって何がいけないことで何がいいことかを感じ取るのだと思う。
貴重な人生経験。
特に男の子には。
だが私、実はかなりの高齢出産なので、1年でも早く学業終わらせて欲しいなあ、と思うのも事実。
夫も、「僕たちそんなに若くないし、大学には何年もかかるし、1年でも早い方がいいんじゃないか」という。
だが私、実はかなりの高齢出産なので、1年でも早く学業終わらせて欲しいなあ、と思うのも事実。
夫も、「僕たちそんなに若くないし、大学には何年もかかるし、1年でも早い方がいいんじゃないか」という。
う〜、そういうわれると非常にツライ! 確かに上の子を見ても、イタリアでは学校にあがっても、親の役目はぜんぜんラクにならないし。
イタリアは、学校の送り迎えがとにかくたいへんなのです。日本のように、子供たちだけで一緒に登校、ひとりで下校、なんてことはまずない。
お友達と遊ぶにも、習い事に通うのも、10歳くらいまでは、いつでも親が同行。
疲れる〜〜〜。
そんな送り迎えがこの先あと何年も待っているのだ。
私たち、いや、特に私は若くないし、少しでも早く終わらせたいとも切実に思う。
そこで去年は、いちおうこの時期に行われた小学校入学手続きをして、6月まで様子を見ようということにしました。ぎりぎりになって取り下げるには、何の問題もない。
いや〜、悩みましたねえ。
そこで去年は、いちおうこの時期に行われた小学校入学手続きをして、6月まで様子を見ようということにしました。ぎりぎりになって取り下げるには、何の問題もない。
いや〜、悩みましたねえ。
1年早めるか、それともまだ遊ばせておくか…。
寝ても覚めてもこればっかり考えて、 ひさしぶりに、 脳みそフル回転で悩みました。
そして、6月に入り、いったんは小学校に上げようと決心したものの、チビの遊び好きの性格を見てるとやっぱりその決心も揺らいで、しかも彼は、幼稚園命♡ってくらい幼稚園が大好き。(通い始めた頃は、冬休みに入るまで、メソメソ泣いてたくせにね)
結局最後の最後には、幼稚園にあと1年残すことにしたのでした。幼稚園の先生にも、いろいろ迷惑かけたかも。すみませ〜ん。
でも、おかげで毎日楽しく幼稚園に通っています。
❉絵画販売 web shop site 『SALONE』
by natsuki-suzuki
| 2013-05-29 04:46