絵画 アマルフィ

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ひさしぶりにアマルフィを描きました。

でも、私がこの街を描くと、どうもちょっと暗〜い雰囲気になって、陽気なレモンのお里!って感じにならないのはなぜか?

もともとアマルフィは、9世紀頃から発展した海洋都市国家。ピサ、ジェノバ、ヴェネツィアなんかが威張り始めるよりもずっと早く、イタリアの商業の中心地として地中海貿易を支配していたわけです。

え?こんな小さな入り江の街が? って、一瞬疑っちゃいますけど、この不釣り合いなほどりっぱな大聖堂を見ると納得です。

『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、初めて海商法を整備した国でもあったので、アマルフィの海商法は国家としてのアマルフィが衰退した後も1570年頃まで使われ続けたそう。

こうやって10世紀には最盛期を迎えますが、11世紀には陰りが見え始め、1131年、ルッジェーロ2世によってシチリア王国に併合されます。続いてすぐに、ピサの攻撃を受け急速に衰退していく…。

イタリアの海洋都市国家の栄光と衰退、みたいなものにすごくロマンを感じて、一時期夢中でそういう関係の本を読んだりしたことがあるせいか、私にとってのアマルフィは、なんかこう、ちょっと哀愁をおびた寂しい街。

だから、絵を描いても、なんとなく寂しい感じになっちゃうんですよね。きっと…。

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『SALONE』
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by natsuki-suzuki | 2011-02-12 18:58 |
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