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Trash Chicの仲間たち 

この間行ったメルカティーノでしっかり仲良くなったステキな仲間たちをご紹介します。

まずは手作りアクセサリーのマリア。
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彼女は古いテーブルクロスやら、金属たわしやら、ストッキングやら、雑誌の切り抜きやら、人形やら、なんでも利用して、とびきりゴージャスなアクセサリーやバッグを作ります。すばらしいアーティスト!

おつぎは、数々のかわいいボタンやらペットボトルのボタンやらで、キッシュなアクセサリーを作るポーランド人のアネット。子どもが大好きで、保育士の免除をとるための学校に通うかたわら、いろいろアルバイトしてるがんばりやさん!
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こちらは紙やらファスナーやらペットボトルやらを利用して、アクセサリーの他、いろいろなオブジェを作る楽しいグループ。
この日はカーニバル週間だったので、こんな変装して皆を楽しませてくれました。
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最後は、唯一の男性、ディエゴくん。
こちらは、かなりのアーティスト!
車や自転車の廃棄物を利用して、こんなにモダンなものを作ります。
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自転車の前輪を挟む部分を利用したランプ。
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車のシートベルトの留め金を利用した栓抜き。
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缶とシートベルトで作ったワイン入れ。好きな形に変えられるところがミソ!
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参加者は、たったこれだけだったんだけど、そのおかげか3日目には皆すごく仲良くなっちゃって、最後には余った作品の交換ごっこなんかして、すっかり盛り上がりました!

いや、でも本当はもうひとり、とってもすばらしいアーティストがいたんです。
廃棄物でおもちゃ(といっても、私の作るような、がらくたオモチャではありません!)を作る私の知人。
ところがなんと、初日の朝、車から作品を運び込んでいる途中で、ちょっと車から離れているすきに、ほとんどの作品を盗まれてしまった。彼はすべての作品をとてもシックな小箱に納めているので、泥棒は、ものすごい高価なものでも入っていると思ったんでしょうね。
すごくショッキングな出来事でした。
作品は、作家にしてみれば、自分の魂ですもん。それをこんなふうに失うなんて。。。

でも彼はとっても前向きな人なので、きっと今頃また作品作りをして、次の機会に披露してくれることでしょう!



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by natsuki-suzuki | 2013-02-19 17:39 | お知らせ&イベント

con le maniさんの陶器の箱

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今回は、私が日本から大切に大切に持って帰ってきた、陶器の箱のご紹介です。
これを作ってくださったのは、ブログ『ものづくり日記』のcon le maniさん。彼女は、ヴィエトリやモンテルーポでも勉強された、マヨルカ陶器の絵付け師。

コトの成り行きは、彼女のブログのとあるページ。そこに紹介されていた陶器を見て、『ああ、これぞ私の探していた箱だ!』と一瞬に感じ、即刻同じものをオーダーさせていただいた、という次第。

もともと染め付けなどの青系陶器が大好きな私。でもあまりに日本調過ぎるのは苦手で、どことなく西洋と混じり合った感じの『無国籍』っぽいのがいい。
この箱は、各面の柄が皆違っていて、中東っぽい模様と、西洋っぽい模様が青という色を通してうまく調和していて、実に私好み♪

ところで、私の『探していた箱』とは、何の箱かというと、ちょっと話しはヘビーなっちゃうんですが、それは4年前にガンで亡くした父の粉骨を入れておくためのもの。

私に絵心を教えてくれた父は、何より自由を愛し『狭い墓の中になぞ入らん!』といって、生前から、型通りの葬儀はせずに海への散骨を望み、そして私たち家族はその願い通り、散骨にしました。
そのとき、粉になったお骨を、私と母は小分けしていただいたんですね。母は手元におくために。私はイタリアに持って帰るために。

父は、粉骨の一部をイタリアの海に蒔け、そうすれば、帰国のたびにわざわざ墓参りなんぞしなくてすむ、ときどき海に向かって拝んでくれればそれでいい、と私にいったのですが、私、オスティアの汚い海に流す気ないんですよねえ〜。

それじゃあ、だんなのふるさと、カラブリアのきれいな海に流すかな、と思っても、カラブリアもローマからは遠いのでなんだか寂しいし…。
で、どうしたもんかと思っているうちに、流すタイミングをのがしてしまって、これはもう、私のお守りのように、ステキな箱にいれて、ずっと手元に置いておこうときめたんです。

で、そのステキな箱とやらをずっと探していたのですが、なかなか気に入ったものがない。そして今回、その箱にやっと出会えた!ってワケなんです。

こんな気持ちをずうずうしくも突然con le maniさんにメールで伝え、彼女もとても気持ちよく了解してくださり、作っていただくことになったのでした。
今回日本で始めてお会いした彼女ですが、イメージ以上に清楚な方。「 あ、彼女の回りには、きれいな空気が流れてるな」という感じを受ける人。

この箱に関しては、粘土から形成していただき、形成に関してははまだまだ修行中という彼女の、少しまだぎこちない形が、本当に私の願いのために一生懸命作って下さったんだな、と感じられて、とてもうれしかったです。
(しかも、震災を挟んで! 彼女は直接被害に合われたわけではないですが、震災直後は、精神的に、モノを作るには辛かったんじゃないかな、と察します)
改めて、con le maniさん、どうもありがとう!

と、そんなわけで、私の父は、今この箱の中でゆっくり休んでいます。

ところで皆さん、アーティストのご紹介が2回続いたので、『モノを造る人たち』というカテゴリーを設けることにしました。これからもときどき、そういう方たちをご紹介できたら、と思います。

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by natsuki-suzuki | 2011-05-10 17:18 | 毎日

ガラス作家 林久美子さんのステキな作品たち

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私はときどき、こういう失敗をおかします。
初対面の方とずーずーしくも軽々しくお話しして、後から、「うわっ!ヤバい!著名な方だったんだ!」と気づく…。
今回も日本で、三越さんでのフェア開催中にやってしまいました。

休憩時間、ふらりとよった5Fの一角で目にした、というより目に飛び込んできた展示会『光と風の器展』。まさしく風を呼び寄せるような、さわやかなガラスの器の数々。
その色合いのなんてすばらしいことか。(写真の色は、いまいちでごめんなさい!)いろいろな色を使ってあるけど、決してゴテゴテしていない、見事な色彩。そしてなんともカワイくて、しかも優雅な絵柄。
思わず足を止め、見入ってしまいした。白いラインで絵柄を浮き立だせているものもあって、どれもこれもため息がでるくらいステキ。
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で、置いてあった絵はがきを失敬し、近くで三越の店員さんと雑談してらした女性に「あのぉ、作家さんは…?」と聞くと、まさに彼女がこれらの生みの親、林久美子さんでした。
雰囲気のあるステキな方で、ちょこっとお話しさせていただき、そのときはそれでお別れしたのですが、帰りに偶然階段の踊り場でお会いして、またおしゃべり。

その後は、彼女が休憩時間中に私の作品を見に来て下さったりで、ずーずーしくもすっかり仲良くなってしまったのでした。
最終日にご挨拶に5Fに行き、写真を撮らせていただき、こんなステキなおみやげまでいただいちゃいました。
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彼女はガラス器の他、テキスタイルのデザインも手がけていらっしゃるようで、そのオリジナルのワンピースをいつも着ていらして、かわいいのなんのって。バッグもまたステキ。

実は私も、布物を手がけたいと思っていた矢先だったので、すばらしい刺激をいただきました。

林久美子さんをご紹介しているサイトから、彼女の言葉をそのまま…。

-日向のような-
自分にとって仕事とはどういうことだろうかと考えた。
それは、“生きる”ということだとことさらに思った。
私自身の手の内から産まれるものは、いつも自分と寄り添った物であるように確かめながらの物造りを心がけています。


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by natsuki-suzuki | 2011-05-02 19:55 | 毎日