カテゴリ:絵( 66 )

絵画 海の彼方に消えた街

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学年末地獄が終わっても、まだまだ忙しい。
来週から始まる『LIBERA L'ARTE』という、オスティアの絵画展のようなものに出品するため、準備に大わらわ。

今回は風景画ではなく、思うところあって、昔よく描いていたナイーヴ系復活。
この絵は、最終的に『海の彼方に消えた街』というタイトルになったんだけど、描き進めているうちに、自然になんとなく今回の震災をイメージしたような感じになった。

すっかり私の意識の奥深いところに刻まれてしまったんだな、と自分でもびっくりしている。



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by natsuki-suzuki | 2011-06-17 09:20 |

タグ作り

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震災から1ヶ月たった今日も、また福島、茨城でかなり大きな余震。埼玉もけっこう揺れました。 それに続いて、小さな余震がひっきりなし。
1ヶ月目のTV特番を見てはまた涙だけど、もう自粛はいけない!元気をだして、外に出て経済回しましょー!

明日は、あさってから始まる三越さんのイタリアフェアのための飾り付けに行きます。
そこで今日は、絵の下に貼りつけるタグを作りました。
ところで、イタリアフェアは、震災後、20時までの営業時間を18時までに短縮したのですが、ぎりぎりになってまた20時までに戻りました。

私は初日の13日から19日までで、基本的に朝の11時から18時まで会場におります。18時時以降は様子を見て、お客さんの入りが多いようだったら、残ろうかなって思ってます。

どうなんだろうな、お客様…いっぱい来て下さるのか、閑古鳥が鳴くのか、フタを開けてみないとよくわかりません。

でも私、最初は正直いって、どうして三越さんはフェアを中止にしないんだろう、こんなときにイタリアフェアなんて…って思ったけど、こんなときだからこそがんばる三越さんに、今はエールを送ります!がんばろっ!!

オマケの写真
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母が作ってくれてイタリアンおにぎり!
どこがイタリアンかっていうと、なんとこのおにぎり、おかかとしょうゆ、それからオリーブオイルとオレンジの皮を混ぜたご飯でにぎったものなんです!
めっちゃくちゃ、おいし〜〜。
イタリア人にもウケそう!

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by natsuki-suzuki | 2011-04-11 23:06 |

絵画 街角 プーリアの風景

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海外に住む私は、たぶん過敏になり過ぎているのかも。
少し冷静になろうと、今日は一日ニュースを見ないで過ごしました。
この1週間、なんか、ろくに掃除も食事もしなかったような気がする。

そして、本来の生活に戻って絵を描きました。
こんなとき、絵を描くのもバカバカしい気がしてしかたないけど、きっと日本中の人が、そう思いながら、それでも日常の生活もしなくちゃならなくて、仕事のできる人はちゃんと仕事して、そいやって少しでも、経済、立て直していかないとね。嘆いてばかりもいられないよね。
そうじゃなきゃ、どうやって復興させていくのさ…。

始めてイタリアに来た頃、どの家庭も、電気を最小限しかつけないので、その暗さにびっくりしたっけ。あんまりしょちゅう停電するのにもびっくりしたっけ。
でも、本来はそれが自然のレベルなのかも。
あまりに高慢になり過ぎた人類への、警告?
でも、ちょっと残酷過ぎ…。

被災地のお年寄りの方々も妊婦さんも、何もかも一瞬に無くしてしまった人も、子供たちも、現場でがんばってくれている作業員の人たちも、その家族の人たちも、お医者さんも、犬や猫たちも、みんながんばって下さい。
そろそろ限界で、各国が絶賛する日本人のマナーもへったくれもなくなる頃かと思いますが、辛抱してがんばって下さい。
一生懸命ボランティアしている若者たちを見ると、日本も捨てたもんじゃないなって、思います。
だからきっとだいじょうぶ…。

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by natsuki-suzuki | 2011-03-19 08:16 |

絵画 マヨルカ焼きのガーリックポット

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本日のイラストは、マヨルカ焼きのガーリックポットです。風通しがいいように、穴があいています。

手頃な大きさで、好きな柄のものをずっとずっと探していて、これは、カタンザーロで行われた市民祭りでやっと出会えたもの。
作家のサイン入りってところが憎くて、確か、コセンツァの人だったかなあ。

ザクロ模様がかわいいのです。

それにしても今日は、なんだか冴えない一日でした。
お天気はすごくよかったのに、ひさしぶりに早起きしたせいか(だんながいないので、子どもふたりを送るときはいつもより早起きになる)頭がボ〜っとして、市場で生ハムを買ったんだけど、帰って開けてみたら、脂身ばっかり!
くっそ〜。ふだんならしっかり観察して「ちょいとシニョーラ、脂身多いねえ?ちょっと削っておくれでないかい?」みたいなこといえるのに、今日はダメだった。

いつまでたっても、いくつになっても気が抜けないのがイタリアだわ…。

でも、家に戻って、きのう書いたブログの皆さんからの励ましコメントを読んで、一気に元気になりました♪

この間、ちらっと読んだ雑誌に「過去は変えられる」っていうのがありました。
現在がツライもの、行き詰まったものだと、過去も間違いだらけ、後悔だらけのものになってしまうけど、現在を未来につなげるものにできたら、過去の誤ちも、今の自分には、なくてはならない通り道だったんだと思えるようになる…。

オマケのイラスト
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しからびた、じゃなくて、ひからびた、でしたよねえ。
江戸っ子だねえ!ってホントは埼玉ですけど、父親が江戸っ子だったもんで。


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by natsuki-suzuki | 2011-03-10 07:13 |

絵画 思い出のスケッチブックより

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チビはスヤスヤ寝息をたてて、娘は部屋でひとり音楽を聞き、夫は出張中。
ひさしぶりに静かな夜なので、今日はブログをもういっちょ。

元々日記を書く習慣があったので、毎日のようにブログを書くのは、今のところ、楽しくてしかたがない。
でも、ここで初心に戻って、なんでブログを始めようとしたかについて考察してみる。

最初は単純に新刊の宣伝のため、っていうのもあったけど、始めたばかりじゃ宣伝もへったくれもないし、やっぱり基本的には、この新刊を契機に子育て第一主義から一歩離れて、きちんと社会復帰したい、つまりはゼロからやり直すつもりで絵を書き始めようという思いで、その一貫としてブログも始めてみようと思ったのでした。(長ったらしい説明だなあ)

正直いって、10年間の子育て期間は、仕事的には低迷期。
とはいっても、子育てしながらでも、ちゃんと仕事のできる人はできるんで、私の場合はただの甘え。不器用で、ふたつのことがなかなかできないだけのこと。それは重々知りつつも…。

それでもチビのときは、こんなことではイケナイ!と思って、保育園に預けての仕事復帰を企んでみたりしたものの、発熱するとすぐけいれんを起こすようになったので、あっさり諦め。

ま、そんなことはさておき、ゼロからスタートするために、ちょっと過去を振り返って初心に戻りたい。
上の写真は、20年前、フィレンツェで買ったスケッチブックです。フィレンツェ特産のマーブル紙がとってもキレイで思わず購入。
そして、やっとイタリアの風景を書き始めたのでした。

実は、イタリアへ来る前にも長くイラストを描く仕事をしていたんですが、いろんなことをやり過ぎて、そのうち何を描きたいのかさっぱりわからなくなってしまった。
それで、思い切って人生中休みとばかり、遊学を決め込んで、まずはスペインで1年、それからイタリアへ。
スペインでもイタリアへ来てからも、しばらくは絵を描く気がぜんぜんしなかったんですが、このスケッチブックを見て、また描く意欲がわいてきた。

そんなワケで、私にとっては本当に思い出深い大切なスケッチブックです。
で、1冊目には、どんな絵を描いていたかというと…。
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こんなのや、
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こんなのや、
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こんなの。

スケッチブックを買ってから、すぐに訪れたボローニャを描いたもの。
でも、絵というか、こりゃ完全にイラストレーション、マンガですね!

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by natsuki-suzuki | 2011-03-09 06:36 |

絵画 コーヒーカップ

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今日は幼稚園でカーニバルパーティがあって、これにて2011年のカーニバル終了!ああ、今年も長かったあ!いや、他の街ではそんなに長くもないんでしょうが、ここオスティアでは1ヶ月間、毎週日曜日カーニバル状態。疲れる〜。

これが終わったら今度はパスクワ(復活祭)の用意。卵入りチョコレートを子供たちに用意しなければいけません。子供たちのお友達には、毎年ウサギのクッキーとか焼いてプレゼントするんですが、今年は日本にいっちゃうしねえ。

ま、それはともかく、私は一息ついて、今朝は大掃除して、イタリアフェアのための追い込みに入ります!

額とマットの大きさを決めて、額やさんにやっと発注。これがいちばん難儀な仕事。紙の余白をどれだけ出すかで絵の表情もかわるので、試しにスケッチ用紙でマットの大きさをつくり中を切りぬいて、それを絵の上にのせて、少し離れて見てみる。

「あー、ダメ、余白の取り過ぎ!」とか、「余白取り過ぎて、間が抜けてる!」とか、何回も何回もやり直ししたり。こんな感じで…。
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ところで、今日からだんなサマはギリシャへ出張。( リビアじゃなくてよかったよねえ。お義母さんにウソつかなくてすむし…)

出張にでる当日は、彼の得意技、出発前のぎりぎりパッキング!で、たいていは「あれどこ?」「これどこ?」のどこどこ攻撃にさらされて、ゆっくりあいさつする暇もなし。「だから、前日に用意しなさいって、いっつもいってるでしょーが!!」と、怒鳴ることになります。

帰ってくるのは、2週間後かな? 子供たちの送り迎えが一気に私の肩にのしかかるのでそこが辛いところですが、家事は思い切り手抜きできるから、2週間くらいなら、まあ、いっか!

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by natsuki-suzuki | 2011-03-09 02:18 |

絵画 チェリータルトとコーヒー

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これは、息子が1歳のときだったかな、カタンザーロでの個展のために描いたもの。

すでにオスティアに引っ越しすることが決まっていたんですが、何かをカタンザーロに残しておきたくて、ギリギリになって個展をすることを決め、なぜだかドルチェ(スイート)シリーズと題して、こんな感じの絵をたくさん描きました。

囲んでいるピンクと白のラインは、布地です。切り取った厚紙に布地を張り込んで、絵のまわりにくっつけたもの。
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今思うと、よくまあ1歳のチビを抱えて、こんなことできたなあ、なんて思います。
なんだか何かに取り付かれたように、毎晩描いてました(笑)
ちなみにこの作品は、『SALONE』さんで、お買い上げいただきました♪

『SALONE』さんには、本当にお世話になっています。

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by natsuki-suzuki | 2011-03-03 07:59 |

絵画 スパゲッティ アッレ ボンゴレ

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東京都にお住まいのY様より、『SALONE』さんを通じてご注文をいただきました。
ありがとうございました。
この場をお借りして、お礼申しあげます。

これは『イタリア パスタおいしい物語』(東京書籍)に、描かせていただいた絵です。
他にも何点か、ここに載せたパスタの絵をいろいろな方にお買い上げいただきましたが、私の絵が、いろいろなご家庭の、たぶんキッチンに飾られているのかな?と想像すると、なんだかわくわくしてきます。
本当にありがとうございました!

さて、ボンゴレなので、アサリのお話しなどひとつ。

アサリを前日に買うと、いつも保存の仕方に悩まされます。お店の人はよく、砂出しはしてあるので、袋のまま冷蔵庫に入れておけばokというんですが、でもやっぱり塩水に入れておいた方が良いと思い、まずその塩加減に悩み、それからそれを、冷蔵庫に入れておいた方がいいかどうかでまた悩む。
そして、翌日まで、そのアサリが気になって気になって仕方がない。

一度など朝見たら、皆、口をダラ〜っと開いて、半分死んだみたいになっていて、大ショック!食べられないということより、かわいそうなことをしたっていう思い。
それというのも、児島なおみさんの『うたうしじみ』という絵本を思い出すからなのです。

日本にいた頃、絵本作家になりたかった時期があって、けっこういろいろな絵本を集めていて、その中の1冊がコレ。
とてもシャレたイラストレーションで、線画に淡い水彩、人物や動物の表情がとってもほのぼのしててかわいくて、そしてちょっとマンガチックな構成がすごく楽しい。
そしてストーリー、これがもう、今読み返してもすばらしい。

隠居して元気のない魔法使いのおばあさんと、シビアな猫が、ある日海からしじみを取って来て食べようとするのですが、耳をすますと、しじみたちからプチプチ、プチプチという音が聞こえて来る。それはまるで歌のように響きだして、魔法使いは、しじみが気の毒で食べられなくなる…。

この絵本の画像をお借りしたくてAmazonさんにいったら、この本、初版は1984年で、2005年に復刊されたんだそうです。
いい本はやっぱり残るんだなあ!
児島さんの『アンドレの帽子』というのも、とってもステキな絵本です。
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by natsuki-suzuki | 2011-02-24 01:05 |

絵画 ポジターノ

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やっとちょっと気に入ったアマルフィー海岸の絵が描けました。
きのうは大失敗して、1枚破ったもんで…。

これはアマルフィー海岸でも人気ナンバーワンのポジターノ
パーキングから海辺へ降りて行くまでの道が、とにかくカワイイ。
細い路地に小さいショップがいっぱい並んでいる。

海から見たポジターノは、上へ上へと積み重なる家々が、まるで砂糖菓子のよう。
ああ、ひさしぶりに行きたくなったなあ、アマルフィー海岸!

ところで、話しかわっちゃいますけど。
サンレモが始まりました。
今日は、モニカ・ベッルッチとロバート・デ・ニーロがゲスト。
モニカ・ベッルッチは、少し歳をとって、子どもを産んでママになって、以前にはない美しさを増したと思う。以前の美しさは、ちょっとトゲトゲした美しさ。
ロバート・デ・ニーロは、しばらく見ないうちに、やっぱり歳取ったなぁって感じがしますが、でも味のあるステキな紳士。
このふたりは、来週から始まるイタリア映画『manuale d'amore 3』(あれ?こんなタイトルだったと思ったけど、確か…)にでている。
見るのが楽しみ!


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by natsuki-suzuki | 2011-02-19 04:41 |

絵画 アマルフィ

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ひさしぶりにアマルフィを描きました。

でも、私がこの街を描くと、どうもちょっと暗〜い雰囲気になって、陽気なレモンのお里!って感じにならないのはなぜか?

もともとアマルフィは、9世紀頃から発展した海洋都市国家。ピサ、ジェノバ、ヴェネツィアなんかが威張り始めるよりもずっと早く、イタリアの商業の中心地として地中海貿易を支配していたわけです。

え?こんな小さな入り江の街が? って、一瞬疑っちゃいますけど、この不釣り合いなほどりっぱな大聖堂を見ると納得です。

『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、初めて海商法を整備した国でもあったので、アマルフィの海商法は国家としてのアマルフィが衰退した後も1570年頃まで使われ続けたそう。

こうやって10世紀には最盛期を迎えますが、11世紀には陰りが見え始め、1131年、ルッジェーロ2世によってシチリア王国に併合されます。続いてすぐに、ピサの攻撃を受け急速に衰退していく…。

イタリアの海洋都市国家の栄光と衰退、みたいなものにすごくロマンを感じて、一時期夢中でそういう関係の本を読んだりしたことがあるせいか、私にとってのアマルフィは、なんかこう、ちょっと哀愁をおびた寂しい街。

だから、絵を描いても、なんとなく寂しい感じになっちゃうんですよね。きっと…。

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by natsuki-suzuki | 2011-02-12 18:58 |